世界遺産の街・ジロカストラの観光名所

世界遺産の街・ジロカストラの観光名所

アルバニアには魅力的な都市がいくつもあります。

西部では「ドゥラス(Durrës)」、北部の「シュコダル(Shkodër)」、中部の「ベラト(Berat)」、南部の「ジロカストラ(Gjirokastër)」、南東部の「コルチャ(Korçë)」。特にベラトとジロカストラは世界遺産に登録されているにもかかわらず、日本ではあまり知られていません。

とはいえ、バックパッカーの方など、アルバニアを訪れる人でも通の方が必ずと言って良いほど訪れる街・ジロカストラの魅力はなんなのでしょうか?

この記事では中部のベラトとともに「世界遺産」として知られている南部の都市「ジロカストラ」を紹介します。

ジロカストラの観光地

ジロカストラ城

筆者は中にはいれませんでした。とても残念に思っていますが、
ジロカストラについた観光客は誰もが行くべきだと言われています。
実は門までは行ったのですが、オープン前。
周囲を散策することはできたのですが、非常に悲しい・・・。

ジロカストラは歴史上、軍事上の要所でした。
wikipediaの記事を読んでいただければわかるのですが、
トルコ、ギリシャ、アルバニア、イタリア、ドイツ、、、と支配者がめまぐるしく代わり、
その都度システムの変更を余儀なくされてきました。

そのためオスマントルコの街並みと、独特の石造りの街並みが混ざり、
さまざまな時代の建物がひとつの街並みを作り上げています。
城からの展望でそれらの風景を楽しむことができるでしょう。

城内には街のどこからでも見えると言われる時計台や冷戦中の遺産、
アメリカ軍の戦闘機が展示されていたり(中に兵器博物館があります)、
築城以来の歴史を味わうことができます。

1900年代初頭(おそらく)に、城内の北側が牢獄として改造され、
共産党時代前期には実際に政治犯が収容されていたとのこと。
ドイツやオーストリアにも実際の城が牢獄として活用されていた・・・
といった話を聞きますが不思議な感じがします。

旧市街地とバザール

新市街から急な坂、階段を登ると大きな五叉路にぶつかります。
城壁と市街地に挟まれたエリアで、オスマン帝国時代に発展したと言われています。
小さな専門店群、カフェ、レストラン、スポーツバーなどがあるほか、
日用品を買うことができるバザールがあります。

街そのものが石、木、現代的な装飾とのコラボレーションとなっており、
文字通り「博物館」的街並みを見ることができます。
実際、とても灰色の石と木のコンビネーションはとても美しいです。

ところで旧市街は石畳でできています。
キャリーケース(コロコロ)やヒールでは非常に歩きにくく、スニーカーですら注意が必要です。
雨の日は磨かれたこの石畳は怪我を誘発するそうですので本当に気をつけて。

エンヴェル・ホッジャの家

1945年以降、アルバニアを率いた独裁者(指導者)の名はエンヴェル・ホッジャ。
彼はジロカストラの出身で、その生家が今でも残されています。

ゼカテハウス

1811年に建てられたオスマン帝国時代の様式を残す家は、
その当時のオリジナルの状態でよく保存されており、
各地の民俗博物館などよりもよりよく見学することができます。
筆者が訪れた時はオフシーズンだったため、その空間を独り占め。
本当に一般的な民家の家の一部を見せていただく形なので不思議な気持ちがしました。

ガイドツアーはなく、オスマントルコ様式の家について少しでも勉強して行くとより楽しめると思います。

個人的には4階(最上階)からの眺望が最高、これだけのためにまたジロカストラを訪れたいと思うほど。
山々と新市街、牧草地を見下ろしながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。
筆者は1時間以上いましたが何も言われませんでした。

一点だけ注意が必要です。
とても元気の良い犬がいます。とても人懐っこくよく吠えるので、
苦手な人は覚悟を決めて行った方が良いかと思います。
めちゃくちゃびびりましたが、最後はこの通り:)

新市街地

バスターミナルにつくと、いわゆる谷底部分。一番街の低いところにでます。
そこらへん一帯がいわゆる新市街。旧市街とは異なり、いわゆる共産主義時代の団地群や、
路面店が目につきます。物価はそんなに安くはありませんが、その場所でしかいけないお店たちを、
冷やかして見るのも楽しいかもしれません。

地元のスーパーマーケット

そんな中、僕が訪れたのが地元のスーパーマーケット。
店内に入った瞬間アジア人が一人。大変に注目を浴びました。

僕からのくだらない質問にもみんながてんやわんやで助けてくれつつも、
遠くから「中国人」と厳しいニュアンスで聞こえてきたりと、異文化を感じることができました。
(これについては別の記事で書いたような)

ギリシャ国境はおよそ30kmほど。ギリシャ支配時代もあり、ギリシャ人が住んでいるこの街で、
彼らの言葉を聞いたり眺めたりできる貴重な機会を楽しめます。
品揃えもよく、筆者は恥ずかしながらスーパーだけで1時間ほど時間を使ってしまいました。

旅に行くとスーパーって楽しいですよね。必ず寄りたくなる場所です。

郷土料理の店

スーパーの向かいにある郷土料理の店に訪れました。
多分なのですが、Pula te pjekura。
どうしても名前の思い出せないこのチキン料理、ビールとの組み合わせが格別でした。
塩気が程よくきいています。

ブルーアイ

アルバニアを訪れるバックパッカーがかなりの確率で訪れるのがブルーアイ。
地元の言葉では、Syri i kaltër。厳密にはサランダ地方にあるのですが、
ジロカストラからも40分くらいでいけたのでひとくくりにしてしまいました。
(ちなみにさらに30分くらい歩きます)

透明度がある水、深いそこで青の光が反射して普段めったに見ることのできない色が広がる世界。
息を飲む美しさとはこのことです。2月のオフシーズンではここを訪れたのは筆者のみ。
ここもまた貸切で、青の世界を楽しむことができました。

沖縄県の宮古島や多良間、石垣もそうですが、青はいいですね。
とても癒されます。

行き方については別記事を描こうと思っていますが、
しっかりと「帰路」を保証してから行きましょう。
最悪死にます。

死んでも見たい場所には間違いありませんが、
ぜひ行かれた皆さんの言葉と写真でここの魅力を伝えてください。

さて、石の街ジロカストラについてざっと紹介しました。
筆者の独断と偏見が大いに混じっており、過不足があるかもしれませんがご容赦ください。
アルバニアの歴史は本当に日本人からすると対極にあり、
しれば知るほどこの国の面白さに気づくはずです。ジロカストラから学ぶところはたくさんあり、
だからこそ、平和なこの街を見ることの美しさを感じます。

ティラナからは6時間、急な坂や石畳など、決して甘えた体には優しくないこの街ですが、
ぜひ訪れて見てくださいね。

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