ヨーロッパの隠れた秘境 アルバニアの魅力とは

ヨーロッパの隠れた秘境 アルバニアの魅力とは

こんにちは!

人生で2度しか訪れたことのない私ですが、よく聞かれる質問があります。

「アルバニア? どこそれ」
「なんでアルバニア?」
「危なくない?」
「変わってるね・・・」

そんな質問をされるたびに、毎回傷ついていたのですが、
実際にそんな質問をされると答えに窮することが多いのが事実。

いい機会だと思って、自分なりに整理しつつ、
なぜアルバニアに行くのか、そんな魅力をお伝えできたらなと思います。

アルバニア、8つの魅力

1. 世界遺産にも選ばれる絶景


アルバニア国内には2つの街に世界遺産があります。
それらは1つにまとめられているのですが「ベラト」「ジロカストラ」の両都市です。
それぞれ記事も書いておりますのでよかったらご参照ください。

ベラトはオスマン帝国時代の街並み残る「千の窓の街」
ジロカストラは石造りの街で街全体が要塞のよう。
日本では決して見ることのできない不思議な景色が広がっています。

2. 実はリゾート地がたくさん

アルバニアはいわゆる西バルカンと呼ばれ、国土の西側は全てアドリア海に面しています。
アドリア海といえば「イタリア」「ギリシャ」「クロアチア」などなど魅力的な国の名が並びます。

アルバニアにもDurrës(ドゥラス)やSarandë(サランダ)といったリゾート地が。
鎖国時代も外国人に一番初めに開放されたのもDurrës。首都ティラナからは車で30分ほどの距離で、
今ではビーチの前に豪華なホテルが並ぶ様を見ることができます。

南部の都市サランダや、サザン島にも手付かずの自然が残っており、
ある意味人の手が入っていないリゾートを楽しめると人気です。
物価も安く、欧州からの観光客にとって非常に魅力的に映っているようです。

3. 凄く自然が豊か

一方北部や東部に目を向けるとバルカンの山々が。
北部は特に国立公園にも指定されるほど。鎖国時代、また開国後、
経済的には憂き目を見た北部地方ですが、結果として手付かずの自然が残ることになりました。

ハイキングにトレッキング、湖を見てゆったりとした時間を過ごすことができます。
また湖から水上ボートで川を登るツアーも人気。
ゆったりと時間がある時には心も体もリラックスできる時間を過ごしたいものです。

4. 物価が安い

ちらっと書きましたが、物価が安いです。
これを喜んでいいのかどうかは微妙なところなのですが、
感覚としては日本人が5000円くらいの飲食をしたとすると、1000円くらいの感覚です。
公共交通機関(バス)は40円です。

もちろんものによっては高いものもあるのですが、
概して安いので、日本ではできない経験ができる、というのもそういうことです。

5. 飲食うまい

私は出身が北関東なので、味付けは濃いのが好きだったりします。
この地方も味付けは「塩を使った濃い味」。
だからこそビールや、この地方の名産のワインがめちゃくちゃうまいのですが、
食事も肉(豚肉を除く)、臓物料理が大変に美味しかったりします。
トマト系を使った煮込み料理も◉
結構食べる方なのですが、3人前くらいを平らげて1000円でした。
(ビール3杯と1品料理を3品、メイン、デザート)

6. 人見知りがあまりおらず、話してて楽しい

いやでも人に話しかけれられます。
会話の始まりは基本的に “Kinezi!”(中国人!)と言われることからなのですが、
鎖国時代に彼らが付き合いのあった国が「中華人民共和国」なのでこれは理解できるところ。
バスの待ち時間、スーパーで前の人と、道ゆく知らない人と、
なんの気なしに、自然と会話が始まるのです。

スマホなど見てたら勿体無い。現地の人との繋がりがいとも簡単に生まれるのですから!

7. 治安

アルバニアは海外安全情報でも色のついていない国。
バルカン半島は負のイメージが強いものの、現在は当局がしっかりとしており、
治安は良好と言われています。その証拠に夜間の出歩きが非常に多く、
女性の一人歩きも当たり前です。

よく言われているのが、アルバニアは「汚職」こそあれ、おもてなしの国なのだと。
旅人を助けることは彼らの最大のおもてなしであり、旅人は守られるべき人だと言われています。

もちろんそういった伝統文化とは無縁の人もいますし、100パーセント安全とは断言できませんが、
旅をする上では大きな魅力になるでしょう。

8. 独自の歴史がある(歴史マニアにはもってこい)

その歴史故に苦しんだアルバニアですが、
ローマ帝国、セルビア、トルコ、イタリア、ドイツなどに支配され、その都度生き残ってきた民族です。
また、第二次世界大戦後に彼らがとった鎖国の歴史は興味深く、
共産主義体制をとりながらも、ソ連やユーゴスラビア(隣国!)を仮想敵国とする過激さがありました。

一方で超強固な独裁体制故に国は疲弊したものの、
その時に残された建築や軍事防御拠点などは、我々の目からすると奇妙に映りつつも、
なんとなくノスタルジーと感じさせるものがあります。

まだ日本人が発見していない魅力

アルバニアを訪れる日本人の数はまだまだ少なく、
いろんなブログの見出しに「日本人の99%が行ったことがない!」などと書かれています。
筆者もそんな言葉にそそられるタイプです。

2014年の在イタリア大使館のホームページの中にあった数字によると、
年間3000人の日本人「しか」アルバニアを訪問していないようです。
(2018年だし、もうちょっと増えたかな)

コーカサスの国々(ジョージア、アルメニアなど)は絶景が見られるとして、
どんどん認識をされていますが、アルバニアはまだまだ。
今行っても「先取り」できる喜びもあります!

国をあげて観光に力を入れて行く、といったお話も聞いているので、
アルバニアの未来が楽しみです!

これからの魅力

バルカン半島はしばらく悪い注目のされ方、少なくとも日本では、あまり明るくない話題が聞こえることが多いこともあって、この国へのイメージが少々よくないのかもしれません。

民族対立も根深いこともありますが、いつかバルカン半島の国々、
彼ら自身が対話を深め、相互理解を進め、この問題を乗り越えて行くだろうと信じています。
その取り組みは少しずつされているようです。

友好関係が深まるにつれ、もともとは狭い半島にひしめき合う国々。
類似性と多様性がさらなる魅力となり、
今後多くの人々に発見されることになるでしょう。

長々と読んでいただきありがとうございました!
Mirpafshim!(ミルパフシム!さよなら!)