コソボの首都・プリシュティナの観光名所8選!

コソボの首都・プリシュティナの観光名所8選!

記事執筆時点で10歳を迎えたばかりの国・コソボの首都プリシュティナを訪ねたら、ぜひとも訪れたい? 観光地を紹介します!

街自体はコンパクトなので、1泊2日、お店巡りなども合わせて考えると2泊3日あれば十分に観光できると思います。

プリシュティナの観光地

NEW BORN モニュメント

NEW BORNは日本語「新生」。このモニュメントは2008年2月17日、コソボがセルビアから独立を宣言した日に発表されました。毎年1回塗り直しが行われているようで、行くたびに新しい姿を見ることができます。筆者が訪れたときは金色に輝いていました。来訪者は思い思いの言葉を綴っている様子。平和を祈る言葉が目に多くつきました。New Born裏手にある壮大な体育館も圧巻です。

場所

市内中心部のHotel Grandの裏手。市内を走るバス1でも行くことは可能。

バス内で “New Born” と通じれば、いな車窓を眺めていれば必ずわかる。

Luan Haradinaj, Prishtinë 10000

国立図書館

プリシュティナ市内を高台から見つめる機会があれば、必ず驚くはず。めちゃくちゃ異様……と表現する他ない、箱の連なったような作りになっています。1982年に建てられた、クロアチア人の建築家Andrija Mutnjakovićの作品で、その出来栄えについては賛否両論があるとか。作者に寄れば「ビザンチン建築」と「イスラム様式」の融合を意味しているようだが……、一方でさまざまな解釈が存在しており、その視点を持って建物を眺めることで、アルバニア語の本は読めないが現地で図書館を楽しむことができるのでは……。

救世主ハリストス教会

国立図書館のあたりは広場になっているが、その中にポツンとレンガで建てられた教会が。現在は人が入れないようになっているが、セルビア正教会で1999年に完成した。プリシュティナはムスリムの人口が多いことと、市内中心部にあることから議論を読んだ寺院でもある。

マザーテレサ教会(The mother Teresa Cathedral)

市内中心部だと南部、ビルクリントン像をさらに東に向かうと新しい教会が目につきます。2010年に当時の大統領イブラヒム・ルゴバの立会いでオープンした教会は、2010年8月26日、マザーテレサの100歳の誕生日に合わせて建てられたものです。教会の中に入ることもできますし、隣接する塔に登れば(1ユーロ)、プリシュティナ市内を一望することができます。高所恐怖症の方は要注意。

Rruga Justiniani, Priština 10000

マザーテレサ通り(Mother Theresa Boulevard)

マザーテレサは現在のマケドニア・スコピエ生まれ。当時はオスマントルコ時代で「コソボ州」であったことから、ここコソボにもゆかりのある聖人として知られているようです。そういえばアルバニアの空港もマザーテレサ空港だったはず。

この通りはいわゆる目抜き通りで遊歩道、コーヒーショップがたくさんあり大変よい雰囲気。午前から多くの現地住民がこぞって散歩しています。この通りの裏手にも洒落たカフェがたくさんあり、下手すると半日くらいあっという間に過ぎ去ってしまいそう。昔はグランドホテル(Hotel Grand)とユニオンホテルをつないでいました。グランドホテルは現地では「グルンディ」と呼ばれているそうで、中に入って見ると共産主義的建築を味わうことができます。現在は街北側の終点は政府庁舎のある広場になっている。政府庁舎は1999年に爆撃され、現在は建て直されたもの。ガラスに映る青空が美しい。広場にはスカンデルベク像や初代大統領のイブラヒム・ルゴバ像が建っている。

国立博物館

 

先ほどのマザーテレサ通り抜け、北東に進むと時計塔、市場などがある一角に出る。細い路地に入ると黄色く立派な建物が見えてきます。この国ではほとんど見る機会のない配色とスタイルなので驚きます。アルバニアの首都ティラナでも、官公庁はこのような色だったような。調べて見るとオスマントルコ時代の後、オーストリア・ハンガリー帝国に支配されていた頃に建てられたようです。1900年代前半ってことですね。

博物館は2階部分と3階部分に分かれ、「アルバニア民族の」歴史の話を伺うことができました。プリシュティナの地名にもある「ダルダニア時代」(紀元前1世紀ごろ?)のハニワや装飾品などを眺めることができる。1世紀ごろにはローマ帝国に支配されていたようで、装飾品から見る支配者の文化も興味深い。3階に上がると雰囲気も一変する。コソボがどのように独立を勝ち取ったのか、具体的なユニフォーム、武器、新聞、雑誌などが見られるようになっている。コソボの現状と、支配者、紛争当時コソボをサポートした人たちの物語を知ることができる。

民俗博物館

こちらも先ほどのマザーテレサ通り抜けたところを進み、モスクの裏手に回ると、住宅街の一角に民族博物館なる記述が。オスマントルコ時代の建物、学芸員によるとオリジナルが保存されているらしい。よく保存されたキッチンや客間、オスマントルコ時代の(もちろん)暖房システムが興味深かったです。ただし、現地は暖房システムはないので冬場に訪れる際は暖かい格好で。入り口を入ると学芸員さんが早口の英語で案内してくれました。入館無料だが写真を撮っている間は後ろにそっと寄り添ってくれる。最後に「ぜひ寄付を」と何度か言われたため、小銭をたくさん持って行くと良いかもしれません。

フリーマーケット

博物館などがある一角には、広大な市場が広がっていました。ほんの少しだけアメ横、日本でも大きな野外市場はこのようなのでしょうか。野菜、家電、日用品、お土産、ありとあらゆるジャンルのものが並びます。もちろん買い物は価格交渉から、英語よりもドイツ語の方がよく通じるようです。筆者は恥ずかしながら、靴下を旅先で切らしたので80円で3足手に入れました。ハチミツも7ユーロを3ユーロまで値切りました。その代わり写真を撮らせてくれたりして……人情味溢れる楽しい瞬間を味わうことができました。

さて、ざっと書いてしまいましたが、基本的には昼に楽しむ場所ばかり。夕方以降はレストラン・カフェもしくはナイトクラブで楽しむ若者が多いそうです。それはまた別の機会にまとめることにしましょう。もうすっかり安全な国だとは言われていますが、油断しきってもいけない場所です。しっかりと準備をして楽しい1日を過ごしてくださいね。